住宅ローン

住宅ローン、長期固定が人気化

日銀のゼロ金利解除を受けて、住宅ローンの長期固定金利タイプの人気が出てきている。

新規契約では、契約者の30%〜40%が10年以上の長期固定金利タイプを選択している。

また、変動金利タイプで借りている住宅ローンを長期固定金利に借り替える動きも加速している。

住宅ローンでは、借入額が大きいだけに、0.5%の金利変動でも総返済額が百万円単位で変わる。

変動金利タイプのものは、現在の金利動向を反映して当初数年間は金利が低く抑えられているが、数年ごとに金利の見直しがある。

固定金利タイプでは、変動金利タイプに比べて、当初の金利は割高であるが、長期にわたって金利が固定されているため、返済計画が立てやすく、将来の金利上昇を心配する必要はない。

ゼロ金利解除後の金利上昇局面にある現在では、変動金利で借りている人は、今後の金利動向に注意が必要である。

住宅ローンシミュレーションで、これ以上ないという結果が出ても、それはあくまでシミュレーション。

目安でしかありません。

実際に融資を受ける際には、詳細をきちんと確認しましょう。

また、どんなにシミュレーション結果が良くても、融資前には審査があることをお忘れなく。


複雑な計算はコンピュータまかせで、住宅ローンに関する様々な数値を知ることができる、住宅ローンシミュレーション。

お金の動きを年単位で長期的に見通せるので、ローン返済だけでなく、人生設計にも役に立つはずです。

シミュレーションツールを使って、住宅ローンとスマートに付き合いましょう。


元金均等返済、金利優遇幅、所得選別。

やれ控除だ、優遇だ、特例だと、住宅ローンを組むとなると難しい言葉ばかり出てきます。

これらを全部覚えるのは厳しいですが、住宅ローンシミュレーションはとても簡単。

しかも得るものも大きいので、まずはシミュレーションから始めてみましょう。


いまはまだ買えないけれど、いつか必ずマイホームを…！という夢を持っている人にも、住宅ローンシミュレーションを試してみることをお奨めします。

夢を現実にするためにどうすればいいのかが、数値ではっきりとわかるからです。

シミュレーションがマイホーム実現の第一歩になるかも知れませんよ。


便利で役に立つ住宅ローンシミュレーションですが、その結果を鵜呑みにするのはいただけません。

シミュレーションはあくまで試算であることを念頭に置いておきましょう。

上手にシミュレーションと付き合うことで、あなただけの住宅ローンプランがおのずと見えてくるはずです。

固定、変動、長期固定など、住宅ローンの金利にはいろいろと種類があります。

それぞれに長所短所があるので、どれが良いのかは一概には言えません。

また、その良し悪しは収入や生活スタイルで変わるものです。

ローンシミュレーションには金利を細かく指定できるものもあるので、参考にしてみましょう。

実際に住宅ローンのシミュレーションをしてみて、家を買うのを諦めた、という人、いませんか？それは少々早計です。

例えば月々の返済額が多すぎるようなら、返済年数を延ばしてみる。

返済比率が高いなら、金利の低いところを探す。

借りる前に試行錯誤できるのが、シミュレーションなのです。


返済を続けていくうちに、どんどん金利が上がってしまったら？その場合、現在のローンよりも安い金利のローンを新たに組み、元々のローンを一括返済する「借り換え」を考えてみましょう。

借り換えを行った際、どのくらい得を（または損を）するのかシミュレーションしてくれるツールもあります。


住宅ローンの返済途中で、思わぬ臨時収入があることもあるでしょう。

そのお金で繰り越し返済をするのもいいかも知れません。

繰り上げ返済がお得かどうかは、金利などの条件によって変わってくるもの。

繰り上げ返済をした場合どうなるか、をシミュレーションして参考にするのもいいでしょう。


住宅ローンの残高に応じて所得税の控除を受ける「住宅ローン控除」というものがあります。

簡単に言うと、住宅ローンを抱えていることで、税金が戻ってくる可能性があるということ。

大体いくらぐらい戻ってくるものか計算してくれるシミュレーションツールを使えば、返済計画も少し変わってくるかも知れません。